弁護士事務所とWEB

何気にWEBの世界にあまり取り組んでいない業種が弁護士だったりします。

お金はもってそうだし、相談を受けて仕事が始まる業界なのでWEBとの相性自体は決して悪くなさそうですが、実際見てみるとあまりホームページに力を入れていないケースが多かったりします。まあ得てしてこれまでに確立された経路で十分繁盛しているということなのかもしれませんが、特に個人で独立される方も多いわけですから、ホームページが良い集客ツールになっていてもおかしくはないのですが。

そんな中でいくつかの法律事務所のホームページをピックアップ。


西村あさひ法律事務所
(六本木:500名近く所属)
流石に大きな法律事務所だけあって、お金もかかってますし、イメージを大切にしている模様です。使用しているFLASHのナビゲーションはかっこいいですが…正直使いにくいところがあります。


アディーレ法律事務所
(池袋ほか:40名規模)
上記と対照的に、SEOを意識した感じでテキスト主体、コンテンツボリュームのある作り。宣伝文句(バナー)が多数掲載されており、ある意味わかりやすく、好対照と言えます。


あかつき法律事務所
個人レベルの事務所としてはしっかり作られているホームページ。上記事務所のように事例などを掲載してボリュームアップすればSEO的にももっと効果が出そうです。


伴法律事務所
その一方で法律事務所のホームページでよく見受けられるホームページビルダーで作成されている例。ここもgeocitiesですが、同様に無料HPサービスなどを用いているケースも結構あります。


上記に見られるように、多種多様なホームページがありますが、平準化すると他のサービス業界より少し遅れをとっていると言え、WEB制作会社にとっては入り込む余地の結構ある業界ともいえなくもないように思います。

さよなら、IE6

WEB制作の現場にいると、ブラウザチェックほどわずらわしいものはなかったりします。

実際、IEとFFの違いで泣く泣くコードを書き換えたり、CCSをハックしたり、空タグを挿入したり、clearfixを使ったりと、苦労の種は尽きません。勿論CSSやHTML以外にも、スクリプトもそうですし、プログラム、透過PNG、etcと、実に問題だらけ。


そんな問題児の一人、特に日本ではまだまだ主役のIE6にお別れを告げると言うサイトがあります。


Dear IE6


まあ単純にtwitterをつかったものですが、思わずニヤリとしてしまいます。
仕事柄IE6を抜くにも抜けない(というかテスターアプリで稼動ですが)ので、推進がてらのご紹介です。


…というか願望です。

企業を元気にする企業

テレビにLMの小笹さんが出てきたり、今年は企業を元気にする企業がクローズアップされることも多かったように感じますが、実際どんな企業があるのかちょっと調べてみました。


リクルートコミュニケーションエンジニアリング
リクルート系列の老舗ですね。キーワードはコミュニケーション。


リンクアンドモチベーション
今や学生の就職したい企業ランキングの上位企業。キーワードはモチベーション。


エンゲージメントエンジンDoable
リヴァンプ系列の新会社。キーワードはエンゲージメント。


と、古い順に並べてみましたが、コミュニケーション=社員同士の会話、モチベーション=社員のやる気、エンゲージメント=社員の絆と、新しいところほどそれぞれ掘り下げて展開しているようです。でもこれってWEBの使われ方の変遷にも似ているところがあって、最初はCHATとか通信が流行って、次第にそのユーザーたちが個人ページとかを作るようになっていって、今や世間一般の人も使いだし、SNSとかで繋がりを持つようになって。

まあ何事も根底にある道筋は似たようなものだったりするわけですね。

人脈BANKサービス終了

リクルートが運営しているSNS、人脈BANKがサービス終了するようです。

SNSが流行り出したころに便乗して作ってみた感のあるサービスではありましたが…。

問題点はいくつか考えられると思うのですが、
大きくはこの二つにあるかと。
1)ユーザーがリクルート関係者ばかりでそこから広がりがあまりない
2)目的/ユーザーが曖昧すぎる

要はMIXIが既にシェアを占めている中、
明確な独自性を打ち出せず、ただ「人脈」という言葉だけが先行、
ターゲットも絞りきれず、関係者周辺でとどまり、
アクティブユーザーも少なかったという状態だと
流石に運営も侭ならないでしょうね…。

まあリクルートさんは立ち上げては潰しても多いので、
R&Dの一環でしかないのでしょうが、
もうちょっとやり方もあったのではないかと。

随分サボリ…

すっかりサボリモード…ではなく、いや、書いていない以上サボリなのですが。

実は個人的に新たな会社を打ち立てていて、スッカリここのことを忘れていたわけですが。
ところでサーバーって皆さんどこを使ってます?

思えば昔は有料のレンタルサーバーって結構値段が張ったものですが、ホント安くなったものです。

まあその値段破壊の発端となったのは言わずもがな、ペパボではないかと。

最初ロリポができた時はあまりもの安さに疑ってかかったものです。
絶対サービス悪いに違いないとか、個人情報盗まれるんじゃないかとか。

まあそんなことを言っていたのも今は昔。

今やペパボのサーバーは日本最大級、安心のサービス。

…って何かまた回し者みたいですが。


ふと思い立ったもので…。

CMギャラリー

ちょっとPRサイトが続きますが、また違ったタイプの、PRサイトということでもう少しオーソドックスな、TVCMと絡めた形のPRサイトをいくつかご紹介。


白戸家の人々

タイトルだけ見ると何?と思うかもしれませんが白戸はホワイトと読みます。「ホワイト家族」…と書けば分かるのではないでしょうか。そう、ソフトバンクの「予想外な家族」のPRサイトです。
基本的な構成はシンプルで、家族のプロフィール、「ホワイト家族24」の説明、ギャラリー、メイキングとなっていて、兎にも角にも、その特異な家族設定を売りにした構成となっています。


別冊ジョブ猿人

最近深夜帯でよくCMが流れている猿のやつです。ディップの転職サイト。サイト名にかけて駄洒落でジョブ猿人なわけですが…安直ですが覚えやすいことに違いはない。
こちらの構成もシンプルですが、もうちょっと盛りだくさんで、WEB限定のムービーや簡単な診断コンテンツ(PRサイトらしく、「猿人タイプ」と称して転職のステップに合わせてナビゲートするようなもの)、壁紙といった、独立型のCMギャラリーの基本が押さえられています。


綾鷹

コカコーラの出している緑茶のPRサイト。お茶市場は激戦区のようで、新種がでてきてもなかなか定着しないですね。。
このサイトの構成は先ほどのジョブ猿人と大きく変わらないのですが、特筆すべきは一見1枚のシームレスなFLASHなのに、アンカーでURLを割っている点。…横にDIVを展開させてそれぞれ貼りこんでいるわけなのです。この動きがなかなか見ていて気持ちがいい。
また、独自のコンテンツとして、ジェネレーターブームにのっとった「KAMONジェネレーター」を搭載。詳しくは…実際に触れてみてください。


そんなわけで所謂オーソドックスなCMギャラリーのご紹介でしたが、これらに共通しているのは、ただCMを閲覧できるだけのものではなく、一つの世界観を作りこみ、独立したサイトとして成り立たせている点。完成度が高く、見ていて気持ちが良いです。